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学問体感
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2015年12月

高大連携講座「学問体感vol.18」として、東京大学 大気海洋研究所 猿渡敏郎先生にお越しいただきました。

2015年12月15日

今回の「学問体感」は、東京大学からはじめてのお客様として大気海洋研究所 猿渡敏郎先生に「チョウチンアンコウの謎に迫る」という講義を実施いただきました。

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まずは「海」についての講義です。

 ・地球の表面の7割が海であること

 ・深海とは200m以深を指すこと

 ・海洋の平均水深は3,800mであること

 ・深海は暗くて冷たい高圧であること

その例として、5,000mの水深に置かれたカップ麺容器の実物を見せていただきました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、圧縮されている様が見ていただけると思います。

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続いて、日本産魚類は4,180種、地球上の魚の数は約3,3100種におよぶこと。また貴重な動物性蛋白源であることなど食料資源としての魚類にも触れていただき、貴重で再生可能な資源であることを説明いただきました。

そして「チョウチンアンコウ」です。

チョウチンアンコウは深海生物ですが、一部の種類では雄が雌の体表に寄生し、寄生した雄には雌から栄養供給が行われるという珍しい生態を持つ魚です。

寄生の例として雌の体に雄が8匹(!)寄生した例を写真で見せていただいたり、雌から雄への栄養供給を確かめる研究プロセスを紹介いただいたりと魚類研究の一端を解説いただきました。

ここで講義は終了となりましたが、実は今回駿河湾で採集された冷凍保存状態の深海魚(残念ながらチョウチンアンコウはいませんでしたが)をお持ちいただいており、解凍した状態で実際に手に取って観察、正に「体感」させていただけることになりました。

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生物実験室に移動してのワイワイガヤガヤの中、魚の口の中を覗き込んでみたり、実際のサメ肌を体験したり、内臓を取り出してみたりと、普段みることのできない魚の姿を目で体で感じることができました。

そんな体験をさせていただく中、個別の質問にもご対応いただきました。

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貴重な時間を過ごすことができました。猿渡先生、遠方から、また貴重な深海魚をご用意いただいたりと、お忙しい中本当にありがとうございました。(阪口)

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