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学問体感
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学問体感

高大連携講座「学問体感vol.12」として、神戸大学 文学部 野口泰基先生にお越しいただきました。

2015年10月22日

今回の「学問体感」は、神戸大学 文学部 野口泰基先生に「心理学いろいろ話」という講義を実施いただきました。

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「たとえば、物理学は『現実世界(外的世界)の法則』を調べる学問です。それに対して心理学は『心(内的世界)の法則』を調べます」というお話から講義はスタート。

次に心理学には様々な分野があることを教えていただきます。「認知心理学」「社会心理学」「教育心理学」「発達心理学」「臨床心理学」「産業心理学」・・・。

そんな中から、今回はいくつかの分野の内容を教えていただきました。

まずは、人と人との心の相互作用、社会の中での人の行動を対象とする「社会心理学」。たとえば、他人の性格を判断するのにどこを見るか、第一印象を良くするにはどうすればいいか、など。

次に教育分野での人の行動を対象とする「教育心理学」。たとえば、受容学習(座学、詰め込み)と発見学習(実験、実習)の比較、わかりやすい説明(授業)をするにはどうすればいいか、など。

そして、「発達心理学」では言葉を話せない乳児に対して、どのような心理学的実験をし、どのような分析を施すのか。

最後に「臨床心理学」。これは心の病気の治癒をめざす心理学ですが、それに向けてどのようなアプローチがあるのか、など。

講義の最後には大学で心理学を学ぼうとするときの、学部学科選択の注意点を教えていただきました。現在の国公立大学の学部名や学科名には「心理学」という名称はありませんが、学部名や学科名ではなく、在籍する教員の専門分野を調べることでその学部学科の特色が見えてきますというアドバイスをいただきました。

講義後は質疑応答で多くの質問が活発になされ、そのうえ個別の質問にも熱心にご対応いただきました。

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野口先生、貴重なお時間をありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.11」として、徳島大学 薬学部 佐野茂樹先生にお越しいただきました。

2015年10月20日

今回の「学問体感」は、徳島大学 薬学部 佐野茂樹先生に、「鏡の中の世界 ~はじめての立体化学~」という講義をご実施いただきました。

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講義は「薬学の歴史」からスタート。医薬分業が形成されるに至るプロセスや、最初は天然の草木をそのまま利用していたが、やがて化合物を利用するように変わっていった。その「化合物の歴史」こそが「薬学の歴史」であると。

その中で、徳島大学 薬学部の創設に尽力され、また現在でも販売されている「エフェドリン」を発見された長井長義先生のことにも触れていただきました。

そして、いよいよ「立体化学」です。

まずは普段構造式は教科書などでは平面で表現されているが、実際には立体であることの確認。そのうえで、「分子をつくっている原子の種類と数は同じ」異性体として、「立体異性体」「構造異性体」「配置異性体」「配座異性体」「鏡像異性体」「ジアステレオ異性体」の説明をいただきました。

少し難しい内容ではありましたが、それを具体例として、

 1.「グルタミン酸(うまみ成分。「味の素」が有名)」とその異性体では「うまみ成分を示す」、「示さない」という真逆の効果があること。

 2.「イブプロフェン(感冒薬、頭痛薬)」とその異性体では「鎮痛作用がある」、「ない」というやはり真逆の効果があること。

 3.「サリドマイド(薬害事例として有名)」とその異性体では「鎮痛作用がある」、「催奇形性がある(薬害により市場から撤退)」という違った効果があること。

を学びました。そういったことから、医薬品の認可に至るまでは様々な異性体が試されることになり、その結果認可がおりるまではかなりの期間を要することも教えていただきました。

講義の最後は、薬学部の4年制と6年制のカリキュラムや卒業後の進路についての違いも説明いただき、「薬学部」または「薬学」について貴重な情報を提供いただきました。

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また、講義終了後は個別の質問にも対応いただきました。

今回は高1生、高2生が中心でしたので、志望や文理選択を考える「きっかけ」になりました。佐野先生、貴重なお時間をありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.10」として、大阪府立大学 現代システム科学域 牧岡省吾先生にお越しいただきました。

2015年9月30日

今回の「学問体感」は、大阪府立大学 現代システム科学域 環境システム学類の牧岡省吾先生にお越しいただき、「なぜものが見えるのか?~認知心理学への招待~」という講義を実施いただきました。

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講義は実際の映像を見ながら、

 「人間は物体の大きさをどうのように認知しているか」

 「人間は物体の表面の明るさをどのように認知しているか」

 「人間は物体の動きをどのように認知しているか」

 「人間には視野内のすべての物体が見えているか」

という自分自身での体験の中で、実は正確に見えてはいないことを認識しました。

 そのうえで、脳内でどのように情報が処理されているかは、人間には意識できていないこと。その情報処理の仕組みを理解するために実験で検証する必要があること(それを「実験心理学」というそうです)。また、人間の脳や網膜などの神経系では複雑な「計算」が行われているであろうこと(そんなところまで計算式で表されることに驚きました)。そのような「計算」が人間の「意識」を創り出しているであろうこと。

「心理学」というと「文系」のイメージが強いのですが、実際には「ほぼ理系」といっていいような研究分野もあり、今回ご紹介いただいた「認知心理学」は神経科学や脳科学、哲学、言語学、計算機科学、ロボット工学などと「認知科学」分野を形成していることを知りました。

また、心理学を学んで大学を卒業した後の進路や、そのひとつであるカウンセラーになる方法など、「心理学」にまつわる様々なことを教えていただきました。

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講義終了後には個別の質問にも丁寧にご対応いただき、充実した時間をいただきました。

牧岡先生、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.9」として、大阪大学 基礎工学部 岡野泰則先生にお越しいただきました。

2015年7月15日

今回の「学問体感」は大阪大学 基礎工学部 化学応用科学科の岡野泰則先生に、「宇宙、それは新しい科学の場」という講義を実施いただきました。

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大阪大学には理工系学部として基礎工学部、工学部、理学部とありますが、講義は「技術と科学の融合」という基礎工学部のそもそもの成り立ちと工学部、理学部との違いを説明していただくことからスタートしました。

そして、岡野先生ご自身は学部学科所属ではなく大学院所属であること。他の多くの先生方も同様であること。つまり大阪大学は研究を主眼とした「大学院大学」であることも説明いただき、「大学院」がまだ縁遠い存在である受講生にひとつの気づきを与えていただきました。

次に、理学としての「化学」と工学としての「化学工学」との違いで、商業的な着目、つまり「みんなを幸せにする学問」が「化学工学」であり、「化学」とは完全に違う学問です、という言葉がとても印象的でした。

そして本日の講義に入りました。まずは、

 ・宇宙でローソクを燃やすとどうなるか

 ・ニワトリの卵を宇宙に持っていくとどうなるか

 ・宇宙ではお湯は沸かないが、最終的にはどうなるか

など、実際の事例を写真や画像で解説いただきました。

それから「表面張力」による「マランゴニ対流」のしくみと、その実験を地上ではなく微小重力空間である宇宙でする必要性、その実験が宇宙ロケットでどのように実施されているのか、そしてそういった実験が将来「火星で人が住む」ことや「宇宙でフライドチキンが食べられる」ということにつながっていくかもしれないことも教えていただきました。

また、昨年青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞された中村修二先生の研究での役割や、同じくノーベル賞の天野浩先生の受賞前の研究についてなど、興味深いお話もいただきました。

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講義終了後は、多くの質問にもご対応いただきました。貴重なお時間をいただき、将来へのモチベーションとすることができました。岡野先生本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.8」として、大阪大学 外国語学部 北田信先生にお越しいただきました。

2015年7月13日

今回の「学問体感」は、大阪大学 外国語学部 外国語学科 ウルドゥー語専攻の北田信先生に「ネパール ~カトマンドゥ盆地の人々と文化~」と題した講義を実施いただきました。

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「ウルドゥー語」という言語はどこで使用されているかご存知ですか?あまりなじみのない言語かもしれませんが、パキスタンやインドで主に使用されている、サンスクリットを元にした言語です。今回ご紹介いただいたネパールでは主にネパール語が使用されていますが、ウルドゥー語はそれととても近い言語で、よりサンスクリットに近い言語がネパール語といえるそうです。

そんなネパールを今回は北田先生が実際に現地で撮影された多くの写真を紹介いただきながら、ネパールの暮らし、文化、芸術、自然をご紹介いただきました。

 

ネパールの宗教はヒンドゥー教が最も多く、次いで仏教となるそうですが、そんな事情からか、寺などの建造物やその周囲の造りは日本の寺とよく似ていて、でも、あきらかに異国の空気も感じられ、親近感も含めてとても魅力的に映りました。

特にカトマンドゥ、パタン、バクタブルといくつかの町の紹介の中でも、バクタブルは古い街並みが多く残り、印象的でした。

今回はそういったたくさんの写真を見せていただきながら、ネパールをご紹介いただいたのですが、現時点でネパールといえば何を思いつきますか?そう、大地震ですよね。写真を見せていただきながらも、「この建物は地震で倒壊したそうです」という先生の言葉に、現実に引き戻され、と同時に力強い復興を願わずにはいられませんでした。

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講義終了後は個別での質問にもご対応いただき、充実の講義となりました。

 

お忙しい中貴重なお時間をいただきました。北田先生、本当にありがとうございました。(阪口)

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