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学問体感
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学問体感

高大連携講座「学問体感vol.2」として、京都大学 農学部 奥本裕先生にお越しいただきました。

2016年6月13日

今回の「学問体感」は、京都大学 農学部 資源生物科学科の奥本裕先生に「進化の仕組みを利用した作物改良」と題した講義を実施いただきました。

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京都大学 農学部の先生は今年で3度目のご登場となりました。一昨年は「アルツハイマーの治療薬開発」につながる研究、昨年は「水」の研究、そして今年は「農作物改良」についての研究とバラエティ豊かな内容でさまざまなことをお教えいただいております。

そもそも「農学部」は研究分野として「工学(農業工学)」、「社会科学(農業経済学)」など文理取り混ぜた多彩な研究分野を持つ学部です。その中で今回の研究は「農学」という言葉からイメージしやすい研究分野と呼べるかもしれません。

講義はヒトが目的に合わせて形や性格を変えてきた対象としてイヌを、そして植物をご紹介いただきました。

その一例として実際にお持ちいただいたトウモロコシの白粒、黄粒を数えることで「遺伝」の仕組みをやさしく解説いただき、「品種改良」はその遺伝子を見つけ出し、それがどのような働きをしているか、それを応用して行うものと教えていただきました。

また、なぜ改良を行うか。それは世界の人口が増えていく中で、いかに少ない土地で、少ない肥料や農薬で多くの収穫物を得る必要があること、それが未来の社会に求められているということも教えていただきました。

講義終了後の質疑応答では、「農学部で遺伝子の研究をしている学科は?」から「高校時代には毎日どれくらい勉強していましたか?」といった質問まで多くの質問に丁寧にご回答いただきました。

また、会終了後にも個別の質問にご対応いただきました。

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生徒にとってはいい刺激となりました。奥本先生、本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.1」として、大阪大学 人間科学部 中道正之先生にお越しいただきました。

2016年5月31日

国公立大学の先生方にお越しいただき模擬講義をご実施いただく中から、学部名・学科名だけではわからない「学問」の広さ、深さについて「体感」する「学問体感」。今年度の第1回として、大阪大学 人間科学部 中道正之先生にお越しいただき、「サルの人間科学」という講義を実施いただきました。

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人間科学部という学部名から、どんな研究をしているか想像してみてください。法学部、経済学部、工学部、医学部といった学部と違い、これといった内容はなかなか想像できないのではないでしょうか。ちなみに一昨年にも大阪大学 人間科学部の先生に模擬講義を実施いただきましたが、その際の講義は「学校教育はみんなに平等か」というタイトルでした。

実は人間科学部ではさまざまな分野の研究がなされています。たとえば心理学、社会学、動物行動学、哲学、教育学、国際協力学・・・。一見つながりがないようにお感じになられるかもしれませんが、その研究のすべてが「人間」を理解するためのものという共通点があります。

その中で、今回は中道先生に「サル」の研究についてのさまざまなお話をいただきました。たとえば、「サル」の手や足のつくりとなぜそんなつくりになっているのか、また馬や牛と違い目が顔の前についているその理由などなど。ただ、その研究は直接的には「サル」を対象としているのですが、あくまでも「人間」との比較の中においてなされる研究であること、講義の最後に中道先生がおっしゃられた「サルを鏡として人を見る」、特に「違うところばかりをさがすのではなく、似ているところを探すこと」、それが「人間」への理解につながるというお話こそが「人間科学」という学問であることを教えていただきました。

また、今回は中道先生の研究室の大学院生と学部生の方のお二方もご同行いただき、中道先生の講義の後、それぞれご自身の大阪大学に入学した理由や、入学後の研究のプロセス、また将来の夢などもお話しいただきました。年齢の近い生徒にはより身近に感じられたのではないでしょうか。

全講義終了後は個別の質問に中道先生はもちろん、学生の方お二方にもご丁寧にお答えいただきました。

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受講した生徒にとっては貴重な経験・刺激になったことは間違いありません。中道先生、研究室のお二方、本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.18」として、東京大学 大気海洋研究所 猿渡敏郎先生にお越しいただきました。

2015年12月15日

今回の「学問体感」は、東京大学からはじめてのお客様として大気海洋研究所 猿渡敏郎先生に「チョウチンアンコウの謎に迫る」という講義を実施いただきました。

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まずは「海」についての講義です。

 ・地球の表面の7割が海であること

 ・深海とは200m以深を指すこと

 ・海洋の平均水深は3,800mであること

 ・深海は暗くて冷たい高圧であること

その例として、5,000mの水深に置かれたカップ麺容器の実物を見せていただきました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、圧縮されている様が見ていただけると思います。

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続いて、日本産魚類は4,180種、地球上の魚の数は約3,3100種におよぶこと。また貴重な動物性蛋白源であることなど食料資源としての魚類にも触れていただき、貴重で再生可能な資源であることを説明いただきました。

そして「チョウチンアンコウ」です。

チョウチンアンコウは深海生物ですが、一部の種類では雄が雌の体表に寄生し、寄生した雄には雌から栄養供給が行われるという珍しい生態を持つ魚です。

寄生の例として雌の体に雄が8匹(!)寄生した例を写真で見せていただいたり、雌から雄への栄養供給を確かめる研究プロセスを紹介いただいたりと魚類研究の一端を解説いただきました。

ここで講義は終了となりましたが、実は今回駿河湾で採集された冷凍保存状態の深海魚(残念ながらチョウチンアンコウはいませんでしたが)をお持ちいただいており、解凍した状態で実際に手に取って観察、正に「体感」させていただけることになりました。

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生物実験室に移動してのワイワイガヤガヤの中、魚の口の中を覗き込んでみたり、実際のサメ肌を体験したり、内臓を取り出してみたりと、普段みることのできない魚の姿を目で体で感じることができました。

そんな体験をさせていただく中、個別の質問にもご対応いただきました。

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貴重な時間を過ごすことができました。猿渡先生、遠方から、また貴重な深海魚をご用意いただいたりと、お忙しい中本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.17」として、大阪市立大学 生活科学部 多治見佐近先生にお越しいただきました。

2015年11月19日

今回の「学問体感」は、大阪市立大学 生活科学部 居住環境学科の多治見佐近先生に「住宅はどのようにしてできるか」という講義を実施いただきました。

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「生活科学部」という学部名称は、最近では「生活○○部」という名称も増えそれほど珍しい学部名称ではなくなりましたが、大阪市立大学はその中でも前の「家政学部」から「生活科学部」へと名称変更をした草分けと言える学部です。

今では「居住環境学科」「食品栄養科学科」「人間福祉学科」と3学科があり、それぞれに生活に即した身近なテーマを扱う学部として男女とも受け入れをしています。

 

その中で今回は「居住環境学科」からお越しいただき、まずは学科の研究内容を説明いただきました。

その名前の通り、いわゆる工学部 建築学科や土木学科と重なる研究も多くありますが、工学系学科は「人工環境の構築」を目指すのに対し、居住環境学科では「生活向上・生活環境の構築」を目指すというものでした。

その研究の一例として、室町時代から現在に至るまでの「台所」の歴史を、図や写真でご紹介いただきました。そこには「物理的要素」としての技術の進歩、そして「社会経済的要素」としてのたとえば核家族化などの要素が複雑に絡み合っていることを教えていただきました。

また、箕面市や池田市、吹田市の過去と現在の写真を比較して、どのように街並みが変わってきたかなどにも具体的に言及いただきました。

最後に、2000年以上前のローマの建築家が提唱した「美・用・強」を教えていただきました。「美」は美しさ・心地よさ、「用」は快適さ・使いやすさ、「強」は堅牢であること。そしてそこに「費」(予算の制約)を加え、どれかにかたよることなく、それぞれの条件を十分に考慮した住宅こそが「良い住宅」といえるということを最後に教えていただきました。

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講義終了後には個別の質問にも丁寧にご対応いただきました。

知らなかった学問の世界を示していただきました。多治見先生、お忙し中貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。(阪口)

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高大連携講座「学問体感vol.16」として、大阪府立大学 地域保健学域 伊井直比呂先生にお越しいただきました。

2015年10月29日

今回の「学問体感」は大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類 伊井直比呂先生にお越しいただき、「持続可能社会を考える」という講義を実施いただきました。

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「持続可能社会」という言葉をご存知でしょうか。平成18年の第3次環境基本計画で「健全で恵み豊かな環境が地球規模から身近な地域までにわたって保全されるとともに、それらを通じて国民一人一人が幸せを実感できる生活を享受でき、将来世代にも継承することができる社会」という理念が閣議決定されています。

また、第57回国連総会決議では、「2005年1月1日から始まる10年を「国連持続可能な開発のための教育の10年」と宣言し、同時にユネスコをリードエージェンシーとし、ユネスコが関連国連機関等と協力して、「教育の10年」の国際実施計画案が策定されました。それによりユネスコはASPnet(ユネスコスクール)を世界の学校から認定。「持続可能な社会や未来をいかに築くか」「では、誰の社会?誰の未来?」「そして、具体的にどんな社会?」「で、私は何をする・・・」といった持続可能な社会を築くための教育を展開しています。

もちろん「持続可能な社会」は環境問題だけではありません。「貧困の克服」、「ジェンダー」、「健康の増進」、「地方(農村)の開発」、「人権」などなど、人間一人一人が幸せを実感できるには数多くの課題が山積みといっていいと思います。しかもそれは多岐にわたる領域に存在します。

そんな「持続可能な社会」を考えるASPnetの世界大会が昨年日本の岡山で開催されました。そこでは世界32ヵ国から高校生が集い、環境問題だけにとどまらず、「貧困が教育に与える影響」「言語・宗教・信仰・料理などの多様性」「人権と平和、教員と生徒との対話」などといった、「持続可能な社会」実現のための多くの課題が高校生たちによって議論されたそうです。

そして、伊井先生からの「未来づくりをするのは お金持ち?先進国?成績優秀な人?大人?多数者?大企業?有名大学? いえいえ、それはあなた です」というメッセージはとても印象的でした。

伊井先生、お忙しい中お時間をいただき、本当にありがとうございました。(阪口)

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