今年最初の「学問体感」は、大阪大学 人間科学部 中道正之先生にお越しいただき、「動物の行動観察からわかること~サルの人間科学~」という講義を実施いただきました。
中道先生は今年が3回目のご登場で、講義内容については過去の記事をご覧いただければと思いますが、サルの生態を研究することでヒトとの共通点や差異を知り、そこからヒトの理解につなげる、という研究をされています。
今回は周囲の生徒同士で相談させ、要所々々で中道先生からの問いかけがあり、それに積極的に答える生徒も多く、活気ある講義になりました。
もちろん、生徒の理解もより深まったようで、講義終了後に感想を聞くと、「めっちゃおもしろかった!!!」と返ってきました。
本当にいい刺激になったのではないかと思います。
また今回は人間科学部の中道先生に学ばれている学生さんも同行いただき、10分程度の短い時間でしたが、霊長類に興味を持ったプロセスや今取り組んでいることなど、生徒にはより親しみ深く受け入れられたのではないかと感じました。
講義終了後には多くの生徒の個別の質問にもご対応いただき、将来を考えるいい機会になりました。
中道先生、貴重な経験をいただき、本当にありがとございました。(阪口)