第34回日本霊長類学会大会 中高生ポスター発表で優秀賞受賞  

2018/7/18

7月13日(金)から15日(日)まで東京の武蔵大学江古田キャンパスで行われた第34回日本霊長類学会大会に高校2年生の4名が参加し中高生ポスター発表では優秀賞を受賞しました。今年度も2月から京都動物園で、北野高校と合同で観察実習を続け、京都大学の学生や院生を中心に指導協力していただき、途中経過をまとめ発表することができました。

霊長類学会では多くの研究発表講演に参加させていただき、また中高生対象のランチョンセミナーでは全国の霊長類研究に取り組む高校生と交流を図り、若手研究者から直に研究の話を聞かせていただく機会もありました。

 

生徒たちにとっては中間発表の位置付けですが、ここで優秀賞を頂けたことや、たくさんの最新の研究を知ったこと、多くの研究者と交流できたことは大きな励みとなりました。1月末に本発表が愛知で行われます。そこに向けてますます意欲がたかまったようです。

「京都動物園における霊長類学初歩実習の活動報告」関西大倉高校の取り組みⅣ

京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院と関西大倉高校との高大連携プロジェクトとして、2015年2月より月1,2回、京都市動物園において高校生による霊長類の観察実習を行っている。第4期となる本年度も2018年2月より、チンパンジー、ゴリラ、マンドリルの3種を対象として、関西大倉高校の生徒4名が各自の興味に基づいてテーマを設定し、主体的に観察に取り組んでいる。