高大連携講座「学問体感vol.4」として、神戸大学 文学部 大坪庸介先生にお越しいただきました。

2018/7/13

今回の「学問体感」は、神戸大学 文学部 大坪庸介先生に「仲直りの行動科学」という講義を実施いただきました。

まずニホンザルやチンパンジーが、グルーミング(毛づくろい)という大切な行為を持続させていくためパートナーとの関係を大切にする。つまり多少のケンカをしても、お互いがグルーミングをしてもらうという「大切な関係になればなるほど仲直りしやすい」という現象を数値やグラフで学びます。

そして、その例はヒトにも当てはまるかどうかを日本人とアメリカ人、または他国の人たちとの比較をやはり数値やグラフで教えていただきました。

そう、「心理学」というとカウンセリングというイメージが強いですが、「心理学」の中には実験や調査を用いて心の働きを科学的に研究する分野があるということを教えていただきました。

また、先生は医学部との研究で、MRIを用いてヒトの脳の反応を調べるという極めて医学的な研究もされておられ、そこにはたとえば「戦争と和解」といった対象における脳の反応を調べることで、政治学的な側面があることもご紹介いただきました。

「心理学」の文系、理系にとどまらない幅の広さを知ることができました。

 

講義終了後は個別の質問にもご対応いただき、充実した時間となりました。

大坪先生、貴重なお時間をいただきありがとうございました。(阪口)