今回の「学問体感」は、大阪教育大学 教育学部 学校教育教員養成課程 理科教育コース 吉本直弘先生に「異常気象と地球温暖化 ~デジタル立体地球儀で見る私たちの惑星~」という講義を実施いただきました。
今回は、受講させていただいた高校3年 片山皓志郎くんの感想を紹介します。
教育分野への進学を志していることもあり、今回参加させていただきました。
視聴覚教室に入ってまず目に飛び込んできたのは、自分の身長よりも大きい立体地球儀でした。その地球儀と映像が繰り出す気象映像はとても迫力があり、地球を宇宙から眺めているようなおもしろさを感じました。
また、地球温暖化によって海面が上昇するのは北極の氷が解けるからではなく、氷河の氷が解けて海に流れ込んだり、海水の体積自体が増えるからだ、というお話は意外でとても印象に残っています。
異常気象や温暖化という問題は現代の科学をもってしても簡単に解決できることではありませんが、それを解決するためには気象学という学問がとても大切な分野だということも知りました。
私自身にとって、将来とても大切なことを学べたと思います。
講義終了後は、個別の質問にもご対応いただきました。
ちなみに今回大活躍のデジタル地球儀は、超大型のビーチボールにプロジェクタで画像を映しだす形式でした。
講義はもちろんですが、地球儀の作成・設置まで、いろいろとお手間をおかけしました。そのおかげで受講生にもわかりやすく、理解できました。吉本先生、本当にありがとうございました。(阪口)