「お・は・し・も」災害時の心得です。
「押すな、走るな、しゃべるな、戻るな」の四原則です。不安感や恐怖心で、パニック状態となり、外へ飛び出そうとするかもしれません。安全が確認されるまで動かないことが第一です。
でも、一番大切なことは、「冷静になる」ことです。そして、行動に際し、心掛けることは、どんな場合でも、負傷者や障害のある人の安全を最優先にすることです。犠牲者の多くは、負傷者や高齢者、幼児や子供と統計に出ています。いたわりの心を持っていて欲しいと思います。
災害後に必ず出てくるのが、デマ情報です。根拠のないうわさに惑わされてしまうと、正しい判断ができなくなります。情報は次の行動を決める重大なものです。正確な情報は、自分で確認して下さい。
また、交通機関がストップしたら、帰宅できない場合もあります。電話回線が不通になったり、携帯電話が通じない場合もあり、家族との連絡も取れない可能性もあります。「自分の身は自分で守る」「家族の安全は家族が守る」です。災害が起きたらどうするかを、普段から話し合っておいて下さい。