高大連携「第12回学問体感」として、神戸大学 法学部の模擬講義を実施いただきました。

2020/2/19

今回の学問体感は、神戸大学 法学部の「政治権力って何だろう?」という模擬講義を受講させていただきました。

講義は、法学部が「法学」と「政治学」に分かれていますが、そういった構成になった歴史的経緯や学問内容、それぞれにどういった将来があるのかといったこと、また先生ご自身の「政治学」に至るプロセスなどをお話しいただき、まず法学部の全体像を教えてくださいました。

そして、政治における「権力論」と「平等論」のそれぞれの深化の変遷や、実例を挙げて考え方の内容を解説いただくことで、六法全書だけではない法学部の奥深さの一端を知ることができました。

また、講義の最後には法学部で学ぶための「理科系を含めた多様な学問への理解」や「外国語学習」の重要性、「本を読み、長い文章を書くこと」の必要性にも触れていただいた充実した講義でした。

講義終了後の質疑応答では、「平等論」についてや、政治家になるには、などの質問もあり、丁寧に説明してくださいました。

「法学部」の奥深さと幅広さを実感することができました。お忙しい中、自分の進路を考えるにあたり貴重な経験をいただき、本当にありがとうございました。(阪口)