野外での活動にかわり、オンラインでの活動を行っています。全体実習のほか、希望した5つのテーマに分かれて活動をしています。今週から生徒たちにホームページ用の活動内容報告をあげてもらうことになりました。とても長い報告をあげてくれます。抜粋して紹介させていただきます。
(グループ活動)
身近で実は面白い鳥カラス・アラスカを知ろう5月12、18日実施
① アラスカに住むサーモンについて
サーモンの利用と動物がヒトを含めた生態系にもたらすもの
活動: 話題提供、英語のサイトを読む、動画をみる、マインドマップ
アラスカにいるサーモン。これらのサーモンを守るということはどういうことかということについてディスカッションを行った。
生徒感想から:
・現地の人の目線だけではなく自分の目線でみたサーモンについて意見を出し合った。自分とは違う見方もあり面白かった。
・今までは、何かの動物を守ると聞いた時に考えるのは生態系を守るためなんだなということだけだった。しかし、この実習を受けて経済面や精神面、人間社会や個人の趣味にまで影響が及ぶことを知ることができた。
②アラスカについての本にでてきた神話について
活動:課題報告とマインドマップ
主に調べてきたカラスの神話の話となぜカラスがよく神話に出てくるのか、その神話がどのような意味を持つのかをマインドマップ形式でまとめていきました。
生徒の感想から:
・本を読んだ中で、いろいろな神話が出てきましたが、それぞれにどんな意味があるのか初めて考えて、色々な意見もあり楽しかったです。
・今までカラスと聞いたら悪いイメージとか怖いイメージがあったけど、神話に出てくるカラスは人間にいい影響をもたらしたものとして出てきてギャップを感じました。
飼育チンパンジーの環境エンリッチメント・飼育下の幸せとは5月16日実施
各動物園の取り組み、動物園の良い点、考えるべき点について調べたことの発表
活動:課題報告
生徒感想から:
・地域の増えすぎた動物を動物園の餌にするというのは初めて聞いて、衛生面やコストなど沢山考えているんだなと思いました。
・タッチパネルを用いた計算など、チンパンジーの教育も知的好奇心を高める環境エンリッチメントだと聞いて驚きました。
ホウ!動物実験を考えようプロジェクト5月10,17日実施
活動:日本にある動物に関する法律を調べ、それをもとに動物実験の賛否を考える。
活動形式:あるお題にについて各々の意見を出し合い、議論を深めていく。
生徒感想から:
・日本の法律に動物を守るというものは多数存在している。しかし残虐な動物実験は色々と行われている。これは国が必要悪とみなしているからだ。どうしたら動物実験を減らしていけるのかを学びたいと思った。