全国高校 即興型英語ディベート合宿・大会

2020/8/19

夏休み初日の8月8日、全国高校 即興型英語ディベート合宿・大会が開催されました。今年はコロナ感染症予防のため、オンライン開催となりました。English Village ディベートクラスに参加をする高校2年生の3名が本校から初参加をしました。ディベートクラスもまだ始まったばかりで、また期末考査なども重なり学習会での練習が十分にできていませんでしたが、試験期間中の放課後もほぼ毎日練習をして当日に臨みました。
初日は4ラウンドありました。議題は、「学習成果に応じて学年を決めるべき」「ウィルスを故意に拡散すれば死刑とする」「日本はもっと難民を受け入れるべき」など、最近の話題やまた国際問題など様々でした。ラウンドごとにフィードバックを行い、次のラウンドに臨みました。初日の練習ラウンドは全敗に終わりましたがジャッジの方からも温かいコメントをいただき、とても励みになりました。何よりも、ディベートは頭をフル回転させなければいけないので、3人とも初日のセッションが終わった頃には疲れきっていました。

 

大会2日目、いよいよ大会の予選ラウンドです。昨日の課題をフィードバックして1回戦に臨みました。1回戦は惜しくも敗れましたが、前日よりもさらによいディベートができるようになっていました。そして予選最終ラウンド。ブレインストーミング、プレパレーション、立論の仕方、質疑応答のポイントなどをもう一度確認をして臨みました。議題は「日本でペット税を課すべきだ」でした。サインポストを動物福祉の観点から「動物のQ O L」また「政府の税収増加によるさらなる動物福祉の向上」という2点に定め、ディベートをしました。結果は、初勝利!この2日間で1番のディベートでした。

 

そして予選ラウンドが終わったあとは参加者みんなでレクリエーション。今年は、オンラインということで、バーチャル体験をしました。事前に送られてきたキットを組み立て、提供をしていただいた画像を見たり、また臨場感を出すために周りにいる生徒たちが椅子を揺らしたり、風を送ったりと楽しいひと時を過ごしました。

 

レクリエーションの後は、大会準決勝、決勝戦でした。勉強のために3人ともジャッジの練習をしました。準決勝や決勝では話の展開も速く、聞き取るのも一苦労だったようです。それぞれの試合の後、自分たちはどちらが勝ったと思うか、なぜそのように考えるのかを話し合いました。そうすることで自分たちのディベートの参考にもなりとても勉強になりました。この2日間、普段は出会えることのない全国の高校生と交流をし、またディベートをすることができました。ディベートを通し、日頃から新聞などを読み、自分はどう考えるかという視点を持つこと、また学習面では英単語を覚えることの必要性、英語が自動的に出てくるまでの音読の必要性なども体感することができました。12月には高校生全国大会が開催されます。またそこに向けて学習会で頑張っていこうという思いで2日間のオンライン合宿を終えました。