教室から世界へ!「NEWaterについてインタビュー」
高校2年の英語コミュニケーションでは世界的な水不足の問題、またそれに関連してシンガポールで開発をされたNEWaterについて学びました。シンガポールでは国土が平坦でありダムが造れないなど様々な理由で水不足の問題に直面をしています。現在はマレーシアから水を輸入していますが、将来的に外部の水資源に頼る割合を少なくするべく開発されたのがNEWaterでした。NEWaterは汚水から作られるため、半永久的に利用できる資源として注目されています。NEWaterがどのようにしてシンガポールの人々に受け入れられ、普及されてきたのかを教科書で学びました。
教科書で学んだことをプレゼン①
教科書で学んだことをプレゼン②
今回の授業では、Zoomでシンガポール国立大学にこの秋まで在学をしていた学生とつなぎ、NEWaterに関する疑問をぶつけてみました。「政府はどのようにしてNEWaterをPRしているのか」、「NEWaterの値段」「NEWaterについて、また水問題について子どもたちが学校で学んでいるか」など、事前に準備をしていた質問をしました。生徒たちは答えてくれた内容を班で助け合いながら、メモをしていきました。本物の「やりとり」の中で交わされる英語は予想以上に難しく、みんな必死に相手の話を聞いていました。
最後に時間があったので、シンガポールのことについてインタビューもさせていただきました。このセッションの前に、シンガポールについて、また教育制度について予習をしていたのでみんなの関心事は、「おすすめの食べ物、」「おすすめの観光地」、また「シンガポールの教育制度についてどのように思うか」ということでした。今回のセッションでは、教科書には書かれていなかったことなどを実際に現地の人に話を聞くことで、NEWaterについての知識が深まりました。またシンガポールに対してもとても親近感が湧き、行ってみたいという生徒たちもいました。
授業の最後には今日教えていただいたことをまとめ、またインタビューを受けてくださったシンガポールの人へ英語でメッセージを書きました。
[生徒の感想]
・シンガポールの人が自分の国やNEWaterについて誇りに思っており、それはすごいことだと思った。
・NEWaterがお店で売られていないことがわかり驚いた。
・英語を話せるようになったらより多くの国や地域の異なる考えを持つ人と共有できるということを体で感じた。
・リスニングをもっと鍛える必要があると思った。
・シンガポールの方が教育システムは整っているのでいいなと思っていたけれど、その反面ストレスも溜まるということを知って驚いた。
・実際に現地の人に話を聞けて、確かな情報を得ることができた。教科書で勉強した時よりも親近感が湧くトピックになった。