11月26日、大阪大学の留学生とオンライン交流会をしました。例年、高校1年生で交流会を実施していましたが、今年は新型コロナ感染症予防のため大幅に規模を縮小し、English Village(放課後学習会)のメンバーとZoomを用いての交流会となりました。English Villageは休校明けからスタートし、自己紹介、文化紹介の練習をしてきました。また実際に海外の方達とつなぎ、交流するということもしています。今までにガーナ、ポーランド、インド、ロシアの学生たちと交流をしてきました。そうした活動の集大成として、今回はSDGsについて調べ、それらを発表し、ディスカッションをするというプロジェクトに挑戦をしました。SDGsで掲げられている目標をより自分ごととして考えるため、「食」をテーマに探究をしました。普段の食事の写真を撮り、そこから問いを出し、調べていきました。ある班ではハウス栽培に要する電力、また別の班は焼き魚の写真からフードマイルについて調べたりしていました。
調べていく中で、普段当たり前だと思っている食事でもいろいろな過程を経ているだということや、調べて見ると自分が予想していなかった問題などもありました。
当日は自己紹介のアイスブレークからスタート!それぞれランダムのグループに分かれて自己紹介をします。生徒たちはあらかじめ用意し、練習をしてきたのでリラックスした様子で会話を始めていました。テーマは「今ハマっていること」です。映画の話をする生徒や、大好きな写真の話をする生徒など様々でした。7分間のセッションを2回する予定でしたが、どの班も話が盛り上がり、結局15分間もグループで交流をしていました。
その後はグループに分かれてプレゼン&ディスカッション!
最初は緊張していましたが、留学生がいろいろと質問をしてくださる中で緊張もほぐれていきました。今回は自分たちの普段の食事から問いを立てたので、留学生の中には日本人の普段の食事を知ることができ、とても興味深かったとコメントしてくださる方もいました。また生徒たちが調べた内容にも非常に興味を示してくださり、自分たちの国での課題や取り組みについても話をしてくださいました。
全てのプレゼンが終わった後は、全体で情報共有会をしました。それぞれのグループで学んだことをお互いシェアをしました。
最後に、参加をしてくださった留学生へのお礼として英語落語を披露しました。演じてくれたのは中学3年生の3名。1分程度のものを事前に収録をし、それを高校2年生が編集をしてくれました。落語を披露する前には高校2年生の2名が落語の歴史や特徴を紹介してくれました。高校2年生では教科書で落語について学んだところで、読んだり聞いたり、みたりしたことを自分の言葉で相手に伝えるという「リテリング」の活動をリアル体験することができました。
今回の挑戦は生徒たちにとっては少しハードルの高いものでしたが、一人一人が前向きに、楽しみながら一生懸命取り組んでくれました。最後はみんなで達成感を味わいながら、拍手をして終わりました。
(留学生の感想)
・Students were able to present their ideas and opinions in a clear and understandable way, I was impressed how they were discussing such a difficult topic. their presentation was smooth and gave me the impression that they were well prepared. Well done !!!
・The videos are very interesting and funny, thank to the good actors and actresses
・I love rakugo and I think the performances were great
・The topics were great and high relevance to SDGs.
・The presentations students made were very nice and they seemed to be very confident and excited.