「野生動物学初歩実習」活動報告②

2021/4/30

「野生動物学初歩実習」活動報告②
2021年度4月25日(日) Zoomによるオンラインミーティング
京都大学との高大連携講座である「野生動物学初歩実習」の第2回は、緊急事態宣言を受けて、Zoomでのオンライン会議になりました。オンライン会議になりましたが、ジュニアアドバイザーの皆さんは、生徒たちが研究活動を進められるよう、スライドや資料をしっかりと準備してくださいました。本日のタスクは、「興味のある研究分野を決めよう」というものでした。しかしながら、何もないところから探し出すのは難しいため、研究の軸となるキーワード(「目」、「エンリッチメント」、「手」の3種類)に従い、大きく3グループに分かれます。

 ジュニアアドバイザーの皆さんから、それぞれのキーワードについての説明がありました。それぞれのグループでどのような内容を深めていくことになるのか、概要を説明いただきます。

 すべての説明が終わった後、生徒たちはチャット機能を使い、自分が深めたい分野のグループを申告していきます。

 

 全員の申告が終わった後は、3つのグループごとにブレイクアウトルームに分かれ、各分野での説明が行われました。(私は、エンリッチメントグループに入ったので、以下エンリッチメントグループでの内容を述べます。)
 エンリッチメントグループでは、動物の飼育下における幸福度に注目し、内容を深めていくことが示されました。まずは、グループメンバー同士で自己紹介です。エンリッチメントに興味を持った生徒なので、自分の飼っているペットについての話題が多かったように思います。

 場が和んだところで、本題の「エンリッチメント」についてです。動物園で飼育下にある動物には、自然状態では見られない特殊な行動が確認されます。そのような行動は、自然状態とは違った環境に置かれることが原因で生じるものであり、動物がストレスを感じていることを示すものです。どのようにすれば飼育下の動物の本来備わった習性を満たす形で飼育することができるのか。動物の視点に立った飼育環境整備を考えることが、エンリッチメントの大きな目的の一つだと、知ることができました。

お話の最後に、「気になる動物をピックアップし、その動物のエンリッチメントに関連した本を1冊、学術論文を2本、最低でも読み込んでくるように」とGW中の課題がしっかりと出されました。自粛中ということもありますので、生徒の皆さんはジュニアアドバイザーの皆さんに教えていただいた論文検索の方法を駆使し、素早く探して、気張って読み込むようにしましょう!