中学3年生行事

2021/11/05

「社会人の声を聞こう!」「すきなものビンゴ&お仕事マップ」(キーパーソン21)

例年ならば「職場体験」を実施しているのですが、コロナの影響でできませんでしたので今回は2つのプログラムに替えて実施しました。

 午前中は、4名の方に講演いただきました。出版会社から三田様、プロカメラマンから野田様、旅行業界から志儀様、元政治家として本校の倉田理事長。日ごろ直接話を聞くことのない内容に生徒も集中して視聴していました。

 出版会社のお話では、会社の組織、教科書ができるまでなど業務そのものについて説明いただきました。また、「働くこと=生活費を稼ぐこと」から「働くこと=やりがい、いきがい」にたどり着くまでの職業観についてもお話しいただきました。
 プロカメラマンのお話では、他職を経験して、教師でなくても生徒と関われることに魅力を感じたというお話がありました。その時々で「今何をしなければならないか、どうしたらいいか」をいつも考え続けることが大切であるという言葉が印象的でした。
 旅行業社からは、「観光業」がどのように成り立っているのか詳細に説明していただきました。一つの旅行には多くの人々が関わっている、それを総合的に調整してお客様に快適な旅を提供する仕事。ストレスも多いがお客様や生徒の皆さんの笑顔で救われ、それが充実感につながるとおっしゃっていました。また、海外からお越しの外国人の皆様に、日本の良さを伝えていくのも大切な仕事であると話されました。
 理事長からは、池田市議、池田市長時代からの経験談をお話しされ、政治家の一番大切な仕事は「国民、地域の人々が安心安全に生活を送ることができるようにすること」と強いメッセージがありました。中学生の時に習った「リンカーンの演説」「ケネディ大統領の言葉」を聞いたことが政治家を志すきっかけとなったとのこと。少し政治というものが生徒にも伝わったのではないかと思いました。

 午後からは教育NPO団体であります「キーパーソン21」の皆様にご協力をいただきワークショップを実施しました。生徒の心の中にある「わくわく」するものを引き出すプログラムです。各クラスに数名加わっていただき、生徒とともに参加して盛り上げてくださいました。4名程度のグループを作り、「好きなものビンゴ&お仕事マップ」というゲームを通して生徒が好きなものを順に挙げていくという形式です。回りの人は聞き役となり、発言者は今までじっくり考えたことのなかったことに意識を向けることができていました。また直感的ではなくなぜそうなのかということを自信で考えることができていました。回りの聞き役も、発言者に対してうなずきや共感、または質問などもあり、日頃の学習では見られない一体感が見られました。「お仕事マップ」では職業に関わる関連性をチームで協力して広げていきました。
 自分自身に気付くきっかけ、同じ好きなことでも人によって理由が異なるという価値観の相違。多様性を肌で感じている。そんなことを思って見ていました。様子を見ていく中で、いつもと違った生徒の表情発言を見聞きすることができました。次のステップである「社会との関わり」に向けてさらに取り組んでいきたいと思います。