六年一貫だからこそできること
教科だけではないあらゆる体験
本校では、学力伸長への取り組みは当然ながら、宿泊行事やキャリア学習などの機会をふんだんに設け、
“体験”から、視野を広げ価値観を磨く学びを大切にしています。

着実な成長をサポートする三つのステージ
基礎力養成期間(中1〜中2)
自ら取り組み、自ら学ぶ。一人ひとりの学力の基礎をつくる。
入学からの2年間は、難関大学進学に向けた高度な学習の土台となる、基礎学力を養成する期間です。授業の受け方、ノートのとり方から、家庭学習の習慣など、勉強する姿勢をきちんと身につけ、その上で集中力・論理的思考・読解力など基礎学力を磨いていきます。
2年間をかけて、じっくりと 本物の”学習意欲”を育てます。
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「論理的思考力」「計算力」を重視した最先端教材を採用。
国語では、独自に作成されたプリント教材を用い、入学時から工夫を凝らした授業を展開し、論理的思考力や作文力を養います。数学や英語では、六年一貫用教材「体系数学」「5Stage」を採用。数学では計算力や関数に対する力を身に付け、英語では、学習の基礎となる文法力を徹底的に鍛え上げます。また、中学2年生ではキャリア教育教材「ENAGEED」を導入。自分も他者も尊重できる多様性理解、高い自己肯定感、主体的に学ぶ姿勢などを磨き、変化の激しい未来社会を生きる力を育てます。
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数学では、習熟度別授業を開講。個々の学力を最大限に伸ばします。
数学は中学で初めて触れる教科の一つで、個々の生徒の到達度・理解度に差が生じやすいものです。そこで、初年次より授業の一部で少人数クラス編成による「習熟度別授業」を導入。定期考査や学期ごとにクラス替えを行い、習熟度に応じて細やかに教材内容、演習量を調整して指導しています。
応用力充実期間(中3〜高1)
将来の夢・目標を定め、大学受験に向けた勉強をスタート。
高校の内容の一部をポイントを絞って履修。早期から大学入試に向けた学力の充実を図っていきます。中3からは、成績上位者を選抜しての「Sクラス」を編成(学年ごと入れ替えあり)。難関国公立大学合格をめざして、本格的受験勉強のスタートを切ります。
充実した学力をもとに進路・目標を定め、 ハイレベルな勉強にチャレンジ。
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中学3年次から、難関国公立大学をめざす「Sクラス」を編成
本校では、中学2年もしくは中学3年の1学期には、中学の全課程をほぼ修了します。中学3年次には、演習を中心に応用力をつけるとともに、高校の内容の一部もポイントを絞って履修を開始。また、成績上位者を選抜した「Sクラス」を編成。東大、京大、阪大など難関国公立大学現役合格をめざした本格的な受験指導を行っています。
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夢や目標を具体的に描き、その実現をめざす進路指導を徹底。
高校1年になると、2年次からの文系・理系コース選択はもとより、具体的な志望校・学部学科を選択するように指導します。そこで重要なのが、各自の人生観、職業観の確立です。関西大倉では、毎年数名の大学教授を招き、実際の講義を受ける「学問体感」や、「学部学科説明会」を開催し、生徒一人ひとりが将来の目標や夢を具体的に描き、夢の実現に向かう過程として受験をとらえるよう指導しています。
実戦力確立期間(高2〜高3)
難関国公立への合格をめざして受験に向けてラストスパート!
京大・阪大・神大をはじめとする難関国公立大学への合格を目標に、演習中心のカリキュラムで応用力を育成。2年次で高校課程はほぼ修了するため、3年次には入試に的を絞り、最近の入試傾向の詳細分析をもとにした効率的な学習指導を行います。
志望校への現役合格に向けて最短距離となる受験対策を徹底。
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大学の入試問題や模擬テストの分析をもとに、的確な指導を実施
高2~高3は、いよいよ大学受験に向けたラストスパートの期間。めざすは、主要国公立大学への現役合格です。関西大倉では、2年次で高校課程をほぼ修了。特に3年次は教科ごとに先生が集まり、大学の入試問題や模擬テストの分析を行った上で、演習を中心に志望校にターゲットを絞った効率的な学習指導を徹底します。
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生徒のメンタル面も細やかに気遣い、受験バックアップを徹底
受験生である生徒のメンタルケアもこの時期は非常に大切です。関西大倉では、あえて毎月「第一志望校調査」を実施。生徒の進路変更などに表れる心理的な不安をいち早くキャッチし、担任が迅速な対応を行いながら、学習指導と生活指導を両輪に、毎年多くの生徒を志望大学合格へと導いています。