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2025/05/26 次世代型教育

南フロリダ大学の学生が本校に来校し、交流を実施しました

5月24日(土)、南フロリダ大学より学生18名と教員1名が本校に来校され、生徒たちと交流を行いました。本校と南フロリダ大学の交流は3年前に始まり、今年も高校生23名がバディとして有志で参加し、準備から当日の運営まで積極的に携わってくれました。

当日は、朝8時半の到着後、ウェルカムセッションからスタート。本校生徒代表による英語スピーチの後、南フロリダ大学の学生たちが大学生活や南フロリダついてプレゼンテーションを行ってくれました。自己紹介や質疑応答を交えながら、温かい雰囲気の中で交流がスタートしました。

その後は、バディ生徒による校内案内を実施。続いて、本校和太鼓部による迫力ある演奏が披露されました。演奏後には南フロリダの学生たちも太鼓を体験し、最後には和太鼓部と一緒にリズムを合わせて演奏するなど、盛り上がりをみせました。

続いて行われたのは、本校生徒による日本文化に関するプレゼンテーションです。事前に南フロリダ大学の学生からいただいたリクエストをもとに、「日本の校則」「子ども時代の過ごし方」「コンビニのおすすめ商品」「学校で学んで役立つこと」といった日常に根ざしたテーマを英語で紹介しました。特にコンビニに関する話題は関心が高く、真剣に耳を傾けている様子が印象的でした。

その後、日本の伝統工芸である「水引」づくり体験を実施。水引は“人と人のつながり”を象徴するものであり、参加者一人ひとりが思いを込めて制作に取り組みました。初めての挑戦でありながら、複数本の水引を使って美しい梅結びを完成させる学生の姿も見られました。

最後は、本校の食堂にて昼食を共にし、うどんやラーメン、惣菜パン、アイスクリームなどを楽しんでいただきました。

今回の交流は、生徒たちにとって海外の大学生と英語で直接やり取りをする貴重な機会となり、日本文化を見直す良いきっかけにもなりました。南フロリダ大学の皆さんにとっても、日本の学校生活や文化に触れる充実した一日となったことと思います。

本校では、実際に海外を訪れる研修だけでなく、こうした校内での国際交流の機会も大切にしています。今後もこうした交流の機会を通じて、生徒たちが多様な価値観に触れ、視野を広げていけることを願っています。