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2025/06/23 国際・探究

野生動物学初歩実習 ♯2

実習の記録やブログを、アドバイザーの1人で本校卒業生の中井さんが書いて報告してくれました!
実習報告(6月8日・6月15日)
6月8日(日)
この日は、生徒がそれぞれ気になる動物ごとに分かれて観察を行いました。午前と午後で異なる動物を観察し、これから1年間研究対象とする動物を検討しました。その結果を基に、研究グループの編成をしました。
6月15日(日)
本格的な観察研究がスタートしました。今年度は、以下の5グループで活動を進めていくことになりました。
・ゴリラ班  ・アジアゾウ班  ・フサオマキザル班  ・アカゲザル班 ・カモ類班
この日は、各班、研究のテーマ決めから始めました。特にアジアゾウ班、アカゲザル班、カモ類班はテーマ決めに苦戦しており、高校生同士で意見を交わしながら、観察したい行動や疑問点について話し合っていくつかのテーマを上げていました。
研究は自己満足で終わらせるのではなく、その成果が何かに繋がるかどうかを意識する必要があります。アジアゾウ班では、その点で壁にぶつかっていましたが、悩みながらも真剣に考えていました。こうした困難に直面し、試行錯誤する経験をすることができるのが、本実習の大きな学びのひとつです。
テーマが決まった班はすぐに観察に入りました。フサオマキザル班はカメラを使って継続的な記録を取り、動物の行動を追っていました。どの班も黙々と動物観察を行っていました。
次回の実習は7月13日(日)
この日は、今回の観察内容をもとに、各班でテーマや仮説をさらに深めていく予定です。