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2025/06/23 すべて

高校洋弓部 近畿大会結果報告 

6月21日(土)から開催されていました第64回近畿高等学校アーチェリー選手権大会の女子個人の部に、高校3年の胡田心菜と高校2年の松村心暖が出場しました。
詳細はhttps://www.ianseo.net/Details.php?toId=23249を参照してください。

松村心暖:70m72射競技 351点 女子62人出場中59位で予選敗退

胡田心菜:70m72射競技 528点 女子62人出場中21位で予選通過
   決勝R 1回戦 胡田心菜(関西大倉)6-2 月原花音(大津商業)
      2回戦 胡田心菜(関西大倉)6-4 折野詩子(常翔学園)
      3回戦 胡田心菜(関西大倉)6–5 上治ゆきの(滝川第二)
      準決勝 胡田心菜(関西大倉)2–6 佐々木心音(北大津)
      3位決定戦 胡田心菜(関西大倉)0-6 徳山晃以(近大附)

 松村は弓のセッティングの不調とヤンマースタジアム長居の変則的な風の吹き方に最後まで苦しみ、残念ながら決勝進出がなりませんでした。

 胡田は予選後半で思うような点数が出なかったものの、予選を21位で通過して2年連続で決勝Rに進出。
 1回戦は昨年の近畿大会で対戦して辛勝した強豪校の3年生(予選12位)で、安定した行射のできる選手が相手でしたが、自身の好調のタイミングがうまくはまって完勝。
 2回戦では同じ地元大阪の3年生で1年生の時から数多くの試合で顔を合わせて数字の上では勝ったり負けたりを繰り返してきた選手(予選28位)と対戦し、2セット連取した後2セット取り返され、最後の第5セットで21点-20点で辛くも勝利。同じ的で2選手とも羽の色・ノックの色とも同じであったため、相手も含めて選手本人・マネージャー・監督全員が矢取りまで勝敗がわからない大接戦でした。
 3回戦では先の3月の全国選抜大会で胡田と同じくベスト16に入り、兵庫県個人予選1位でインターハイに出場する勢いある2年生(予選4位)と対戦し、2回戦とは逆で第3セットまでで●△●と完全に後の無いところまで追い込まれながら2セットを取り返し、1射勝負のシュートオフに持ち込んで6点-5点で大逆転の結果準決勝に進出。
 準決勝ではこの近畿大会の予選1位にして、昨年度に2年生でインターハイ個人準優勝、国民スポーツ大会少年女子個人3位で団体優勝の中心で、先の3月の全国選抜大会の予選72射で大会新の651点を出した今大会優勝候補の選手と対戦。第1セットを先取できたものの相手に安定感のある行射でその後3セットを連取されて敗戦し、3位決定戦に臨みました。
 3位決定戦は同じ地元大阪の3年生で昨年度の国民スポーツ大会少年女子のチームメイトにして、今年度のU-18ナショナルチームメンバーである選手(予選3位)と対戦。第1セットで思うような点数が出ず調子が出ない中、3セットとも30点中25点超えの相手選手の貫禄の行射の前に完敗し、4位が確定しました。

 松村は今大会での経験を活かし、マネージャー、競技補助として今大会に参加した他の2年生とともに来年3月の全国選抜大会出場・決勝進出に向けて一層頑張って欲しいです。

 胡田は昨年のベスト8から1つ上げた結果で以て高校生活最後の公式戦を終了しました。ご家族、社会人OB、2024卒・2025卒のOB/OGといった関係者のみならず、敗退した他の大阪の選手たち、さらには高校での2年半の競技生活の大会・練習会で知り合った他府県の選手たちからも暖かい声援を受けて、最後の最後まで充実した笑顔で行射をし、自身の持つ本校洋弓部女子個人での最高順位を塗り替えました。
 今年度は地元大阪での近畿大会開催で多くの後輩が応援に来やすい中で、1年生で出場した全国選抜(決勝1回戦はシュートオフ、2回戦は第5セットで勝利)・2年生で出場した近畿大会(決勝2回戦は第5セットで勝利)・そしてこの近畿大会(決勝2回戦・3回戦)全てにおいて「最終第5セットまで来たら、シュートオフも含めて全て勝利」という、順位の数字以上のものを後輩への教えとして示してくれました。

大会会場 ヤンマースタジアム長居


胡田 決勝R3回戦第5セット終了時

       

胡田 決勝R3回戦シュートオフ終了時

 

胡田 第4位表彰